ローン返済が出来ない・支払いが滞っている。オーバーローン 任意売却
2021/10/21
家を購入するときに大半の方はローンを組んで購入します。ローンを組むときに頭金を入れないで購入価格の全部と諸費用なども合わせてローンを組むことをオーバーローンといいます。実際にローンを借入するときに限度額は銀行によって異なりますが大体年収の35%以内が1年間の返済の額の上限になっています。現実的には税込みの年収で計算しますので500万円の方が借り入れできる上限は年間175万円になります。一見返済できそうな金額ですが年収は税金が引れたり、水道光熱費、お子様のいる家庭でしたら養育費といろいろとお金がかかりますので余裕を持った返済額ではありません。余裕をもって返済を考えるのであれば年収の20%から25%がいいといわれています。悪くても30%以内には押さえておきたいものです。特に年間の返済額を年収の30%以上でローンを組んでいる方は予期せぬ出来事があったりすると返済に困ってしまうことがあります。今でしたらコロナの影響で給与が下がったり、会社が倒産したりと様々です。これによってローンの返済が困難になったりしてしまいます。仮にローンの支払いが滞ってしまったりすると、銀行系では3か月、フラットでは6か月で督促状が届きます。引き続き返済を怠ると強制的に競売にかけられて家を失うことになります。そうなってからでは遅いので万が一督促状が来るようなことがあれば任意売却を取り扱っている会社に相談することをお勧めいたします。競売が実行されるまでの時間には限りがありますのですぐに行動することが賢明です。