遺留分放棄について 東京 任売 リースバック
2021/12/23
遺留分放棄は被相続人の生前に行うものと被相続人の死後に行うものが区別されます。あくまで遺留分は法律上最低限の保証がされている部分を放棄するかどうかなので相続人としての地位は残ります。そのため遺留分を放棄しても例えば遺言書で一定の遺産の分割を指定された場合そのような遺産を受ける権利は残ります。被相続人の死後に行う遺留分の放棄は単に請求しないということだけですのでそう難しくはありません。注意が必要なのは被相続人の生前の遺留分の放棄です。被相続人の生前に遺留分を放棄する場合には裁判所に遺留分放棄の許可を申し立てたうえで裁判所の許可をとる必要があります。この際家庭裁判所の調査官という職員調査があり放棄の理由・動機などを聞かれることがあります。また場合によっては裁判所から許可が出ない可能性もありますので絶対認められるものではないところに注意が必要です。